Beautiful Human Dynamism in Business
2023.5.31
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ベルヒュード研究会は、日本企業のボトムアップ型「日本版6シグマ経営」の実践研究を行うグループです。ベルヒュード(Belhyud)は、Beautiful Human Dynamism in Business」から命名しました。ビジネス組織の世界でダイナミックに生き生きと働くという意味を込めています。 研究会は、コンピューター、インターネットの普及、Web・IT企業の進展という時代環境の中で、企業世界を中心に、多様な人材が情報を共有し、議論し、生き生きと働く小集団を「M5型組織」としてモデル化し、戦略的な課題を設定し、実行マスタープランを作成し、全社的な問題解決体制をつくる「道具」として、「M5型問題解決技法」を体系化しました。 |
ベルヒュード研究会は、21世紀に入って直ぐ、GE社のCEO「J・ウェルチ」の「6シグマ経営」との出会いがありました。 J・ウェルチは、21世紀の生き残りが難しいと判断した事業を売却するか、廃棄するかし、「世界No,1、2」レベルでやっていける事業に投資する「選択と集中」によって、経営と一体化できない社員を大量に解雇する「People Out」という施策に辣腕を奮いました。 J・ウェルチは、さらに「6シグマ」から学び、①「顧客の声(CV:Custmer Voice」を重視し、②経営の「内部問題(CTQ:Critical to Quality」を解決し、③業務を改善し、無駄な仕事をなくし、製品を変革する「Work Out」によって、④製品や業務の不良によって発生する「無駄なコストや機会損失:(COPQ:Cost Of Poor Quarity」を極小にし、利益を最大化し、⑤顧客満足(CS:Custner Satisfactin)」を実現するために、「DMAIC」という「問題解決手法技法」の社員員教育を徹底しました。 「6シグマ経営」は、成功した他社から学ぶ「Best Practice運動」として世界に広がり、J・ウェルチは、「6シグマ手法」による経営手腕と実績によって、「20世紀世界最高のCEO」と謳われることになりました。 |
今 日、日本企業の生産性・効率性の国際的な競争力順位は57位と悲惨な状況にあります。経済産業省は「DX推進ガイドライン」を発表し、「DX」を次のように定義しています。 「DX(Desital Transformation」は、①企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、②データとデジタル技術を活用して、③顧客や社会のニーズをもとに、④製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、⑤業務そのものや組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立することである。 そして、「DX」を進めるための「課題」を克服できなければ、将来的に大きな損失を生むことは容易に予測できるとして、これを「2025年の崖」と表現し、警鐘を鳴らしています。 |
ベルヒュード研究会の「M5型組織」と、「「M5型問題解決技法」は、J・ウェルチの「People Out」と「Work Out」による「6シグマ経営」に通じるものでした。 「6シグマ経営」は、「話して考える、聞いて考える、書いて考える」という「M5型組織」が持つアナログ力とデジタル力を武器として、経営上の「戦略的課題」を設定し、「実行マスタープラン」を作成し、全社的な問題解決体制をつくる経営です。 そこで、我々は、「6シグマ経営」への一連の取組みを、「DX」の定義に倣って、「6シグマ経営X」とタイトル化し、その全体的な実践プログラムを「J・Werch」の「JW」と「KJ法」の「K」のイニシアルを合体し、「JW・Kプログラム」と命名しました。 |
20世紀世界最高の「CEO」と謳われたJ・ウエルチは、「People Out」と「Work Out」という「6シグマ手法」を使って、世界のGE社を中小企業のように経営しました。 日本には、「コアレスモータの技術」を核として製品化した「風力発電機」で、今日の世界のエネルギー問題解決の一翼を担う可能性が期待される「C社」という中小企業があります。 「C社」の「風力発電機の事業化」は、21世紀最大の世界的なビジネス課題の一つです。この「風力発電機事業」に関して、「JW・Kプログラム」によって、「世界No,1戦略」の確かな筋道を応援し、この成功をもって、企業の業種業態、規模を問わず、社長から社員まで皆さん必携の簡便な「日本版6シグマ経営X」のための「ハンドブック」として案内できるようにしたいと思います。 |
![]() 2022.9.11 特別寄稿 アルメニア共和国 中小企業振興研修事業への参画 今日のウクライナ問題を考える一端に! |
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