「Work Out」は |
日本の企業は「ものづくり」の場面で、品質管理活動を展開し、成功しました。これに対して、アメリカ の企業は、ビジネスのあらゆる業務場面で「問題解決的なアプローチ(Work
Out)」をすれば、日本に勝てるという信念で「6シグマ」を展開しました。 |
「DMIC」や「PDCA」も含めて、段階的にいくつかの思考プロセスをたどる問題解決的アプローチ方法を、米国発の問題解決と意志決定技法として有名な「ケプナー・トリゴー法」では、「Critical Thinking Approach」と呼んでいます。 |
経営方針、目標を実現するために、各部門の現場が「戦略的課題:6シグマ課題」を設定し、解決に取組む道筋を手順化したものが「Work Out プログラム」です。次の「DMAIC」という「5つのステップ」で構成されています。 D(Definition) |
日本の「TQC」にも「PDCA」、つまり「Plan -Do-Check-Ation」という4つのサイクルがあります。「DMAIC」との違いを言えば、「Definition」と「Plan」の解釈の部分にあるのではないか。
日本の「TQC」における「PDCA」は、現場の「M5型組織」ともいうべき自発的でボトムアップ的な「品質管理小集団」の活動に一般的な問題解決アプローチ方法でした。 |