新キャタピラー三菱も始めた
シックスシグマ活動

ご無沙汰しております。新野です。
何時もホットニュースを配信頂きありがとうございます。
モトローラが育てGEが大きくしたシックスシグマが流行しています。
東芝がグループ全社を挙げて取り組み黒字転換を果たしたのは有名です。
ソニーが確りやっています。
重工業では住友重機械が取り組み中です。
自転車のガリバー企業シマノがやっています。
建設機械では米国キャタピラー社がはじめました。ということで、新キャタピラー三菱も同期してスタートをきるところです。

企業文化がどこまで変わるのかが成果を左右します。
多分企業組織が変わるドライバーとして、シックスシグマのコンセプトが即効性をもったメソッドとして決め手になるので導入する企業が増えているのでしょう。

我がSCMシステムサービスも、企業全体の流れから一寸おくれてもシックスシグマに包括されることになります。
現在のところ、分社7年目の昨年に、体質強化の決め手としてTQM奨励賞(デミング賞の日本科学技術連盟がデミング賞の入り口として昨年創設)にチャレンジして受賞出来ました。
これからソフトや業務の品質向上をその路線で確実なものにするように進めています。

シックスシグマも共にその追い風になると思います。
いずれにしても組織と人の関係が変革されない限り、効果は非常に限定されるし、永続性をもたないと考えます。
人間が唯一創造力を持つリソースであり、かといって一筋縄では過去からのイナーシアから抜け出ることの難しい存在であることを認識した上で仕組み、仕掛けに工夫をこらして行く必要があるのでしょうね。

米国キャタピラー社では、関連会社を含めて従業員にトピックスの共有のためニュースラインというコーナーを設けています。
6シグマの最新情報について、弊分社社員教育のため対訳版を作りましたので、お手元資料としてお送りします。 (新野)

新野さん
6シグマの最新情報の翻訳文を送信戴き有り難うございました。
「2002年までに1100人のブラックベルトが選抜され、訓練される」ということですが、アメリカ企業の徹底振りが伺われます。
続きを楽しみにしています。是非、特別に配慮が必要でない分については、研究会ホームページで紹介させて戴きたく、宜しくご協力下さい。

新野さんがおっしゃるとおり、経営改革は、結局のところ「組織と人間の関係の革新」が中心になるということであると思います。
先に研究会としても、「M5型組織」を提唱し、M5型組織が武器として持っていなければならないST(ソリューションテクノロジー)として、M5型問題解決技法の体系化を行いました。
簡便でかつ実効の上がる技法です。
経営改革に向けて、こうした技法を経営トップから一般社員まで共有し使いこなす、まさしく日本版ブラックベルトの育成と彼等の活動を支援できれば思っています。(井上)


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