日産自動車の建て直しについて
その8−2
−本社管理職のリストラ
   

  10月27日
  研究会の加藤文男さんから、次のようなコメントがありました。皆さんからの投稿大歓迎です。 


 ホームページで日産のリストラについて読ませていただいております。そんな中で下記のような現実を耳にしました。新聞の中では理解したつもりでも、具体的にこのような話を身近で聞くと本当に大変なことだと実感します。
 経営者の責任は、大変なものです。日産のここ10年間の経営者は、反省しているのだろうか。反省しているくらいでは、すまないのだけれども。

 日産で現実に起っている話
 「リストラが現実になった日産本社に勤務する、40歳代の管理職の話」

  突然、部長がやってきて、いくつかの企業が記されたリストを渡された。「横浜ゴムの子会社に移籍してくれ。移籍することに不満であれば、解雇する」とのこと。

  その部長に不満をぶつけようとしたら、部長曰く、「私も上司から同じリストを渡されて、同じように言われている」。その友人は、何も言えなかったそうである。

 渡された企業リストは、その他の会社への可能性もあるかもしれないとの含みか。提示された移籍する先は、子会社のまた、子会社。家もローンで建てたばかり。その友人は、どうすべきか悩んでいる。今、履歴書を書いて、他社も検討中。
 
  「二十年も一生懸命働いて、この様な現実が来ようとは思ってもいなかった。」本社勤務でも、こんな現実があるのです。


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