先に、「これからは会計のみならず、人的資産の扱いについてもデスクロ−ジャーが求めれ、グローバルスタンダードの視点から格付けが行われるということになるかもしれない」と言った話をしました。 ところで今度東京都が「大企業に女性社員の比率や昇進状況を報告すことを義務づける見込みです。男女平等推進化の流れの一端ですが、女性の雇用や昇進の障壁の除去を目的として、必要に応じて事業者に助言・指導の働きかけを行うという。 男女の別を問わず、企業が人的資産をどのように活用し、処遇しているかは、否応なしにデスクロージャーが求められ、結果的に格付けの一つの要素になっていくことが予測されます。