「日本版6シグマ」
に不可欠な
評価・処遇システム
イノベーション

「日本版6シグマ」
が求める
3つの「コアコンピテンシ-」
 「日本版6シグマ」は、企業が「6シグマ戦略的課題:SSP」を設定し、解決に取組む体制をつくる上で、個々の社員に期待する能力、行動を明確にした「6シグマコアコンピテンシ-」を整備し、世界に通用する社員の評価、処遇システムへイノベーションしなければならない。

第一のコンピテンシ-は、
「6シグマ経営」への取り組みにあたって、経営トップの「No.1、2戦略」および「経営方針や目標」の実現に向けて、「BSTプログラム」に沿った「Critical Thinking Appro
ach」ができる力である。

第二のコンピテンシ-は
「6シグマ課題」の設定と解決に求められる「専門的知識、技術、技能:スキル」である。

第三のコンピテンシ-は
「6シグマ課題」への組織としての一連の取り組みを指導・支援できる「リーダーシップ力」である。
 
 年功序列、終身雇用制度は、日本企業の競争力の源でもあった。しかし今日、その維持が困難になり、企業の人事部は「会社におんぶにだっこはもうダメ。これからどんな仕事について自分を活かしていくか、自分の考えと責任で会社から自立してやっていく時代」と、社員に「キャリア再設計」を勧めるようになってきている。

 現実には、自律的な退職の奨めになっているが、企業は「6シグマ経営」の視点から、リストラ要員の選択基準やアウトプレースメント基準について、従業員に対して説得力ある具体的なものにしていく責任がある。

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