イノベーション 課題設定力が最重要が |
「イノベーション 」は、ひと握りの天才が興すものではなく、問題意識を持ったごく普通の人々が興せるものです。「イノベーション」とは、個々人が持っている幅広い情報や専門的な知識・スキルを力として、「会社を変えたい、良くしたい」という問題意識を持って、競争力のある会社を実現するための「ビジネスモデル」を構築し、実現する取組みです。
イノベーションを興そうとする人には、課題そのものを正しく定義し、様々な知見や技術を組み合わせ、その解決策をビジネスモデル化する力が求められます。従って、イノベーションには、問題の本質を洞察し、解決すべき課題を正しく定義する力(課題設定力)が重要です。問題の本質を捉えていない、上辺だけの問題解決ではイノベーションの実現には繋がらないからです。(西口 尚宏) |
「イノベーション」は、問題意識に加えて、「ビジネスモデル」を構築し、勝算をもって、組織を上げて解決に取組むための「道具・手法」の存在が不可欠です。 ベルヒュード研究会は、「M5型組織モデル」と「M5 型問題解決技法」をベースにした「日本版6シグマ」を体系化し、「M5型問題解決技法」を「日本版6シグマ」のためのOS(道具・手法)」へとバージョンアップしました。 経営と各部門が、「BSTプログラム」をもとに、次のラウンドに沿って、「Critical Thinking Approach」を行います。 ①問題提起ラウンド 経営の「No.1,2戦略」を踏まえた「経営方針、目標 の明確化、共有化」および「M5型組織づくり ②現状把握ラウンド 「VOC、CTQ」のデータ化 ③具体策設定ラウンド 「具体策」の自由な発想、ラベル化 ④基本的課題設定ラウンド 「KJ法」による ・「基本的課題」のコンセプト化 ・「A型図解化」による「戦略的課題:SSP」の設定 ⑤実行計画の作成、進捗管理 ・「SSP」全体および各「SSP」別「実行計画」の作 成 ・「実行計画」への取組み、進捗管理 ・「成果」の標準化」 |