中小企業訪問

 今回、JICAの研修受託事業のために、アルメニアの工場を巡回し、視察する機会があった。住宅用の建物は多くが高層建築であるが、工場は平屋構造がほとんどである。


チョコレート工場
 従業員は20名位の小さな工場。チョコレートの包装デザインはセンスが良い。








オレンジジュース工場

 最新の工場では、欧州の企業の支援で紙製のパックを使用し始めた。この工場は、まだ古い設備でジュースをボトリングしていた。







家具工場

従業員10名足らずの家庭用家具工場。5Sは、指導されて工具類は、整理整頓されていた。
 トイレは、二人用で水洗設備がある。しかし、二人の間には仕切りが全くなく、習慣・文化の違いが感じられた。我々日本人には抵抗がある。







石材加工工場

 イタリアから石材原料を輸入し、大理石の板材を製造している。工場と言っても屋外である。アルメニアの冬は寒い。訪問した時には、まだ雪解け跡が乾燥しておらず、工場内にはぬかるみが残っていた。実際に作業する様子は観察できなかった。
 工場には、石材の輸送のための引き込み鉄道がある。カッター設備には屋根もないが、周辺の住宅と離れており、騒音も埃も気にしはしていないようだ。









石材のカッター(丸い鋸)


縫製工場
 サッカーユニホームを製造している。中小企業支援のコンサルタントが経営指導を行っていた


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