アルメニアの産業構造
輸出、輸入

アルメニアのGDPの全体の約22.55%が農業である。工業が約19%、サービス業が約40%、建設業が約10%となっている。
 
 産業分野別では、金属加工機械、鋳物加工機械、測定器、モーター、トラック、タイヤ、ニット産業、絹織物、靴製造、化学、IIT(ソフトウエア)開発、食料品加工、エネルギーなどである。銅、錫、金などの鉱山もある。ダイヤモンド加工や宝石工場もある
 
 飲料関係ではブランデー、ワイン、ビールなど。ブランデー(コニャック)とワインは結構有名。日本では、有限会社アララトジャパンが輸入販売している。農産物には、アプリコット(果物)、野菜(なすび)のジュースや缶詰など。この他に民族楽器(DUDUK)、杏の木で作った楽器もある。

輸出産業は、2003年の数字であるが、ベルギーへ18%、英国へ16.5%、イスラエルへ15.6%、ロシアへ12%、イランへ8.7%、USAへ6.2%、ドイツへ4.9%である。これで全体の約80%を越えており、日本へはほとんど輸出されていない。
 
 輸入は、ロシアから、11.6%、ベルギーから11.6%、イスラエルから11.4%、USAから9.5%、イランから8.8%、ドイツから6.7%、UAEから5.4%、イタリアから4.7%、ウクライナから4.6%などで日本からの輸入もほとんどない。


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