第4章
「JW・Kプログラム」
による
「日本版6シグマ経営X」
ハンドブック化
J・ウェルチは、「People Out」と「Work Out」を両輪とし、「DMAIC」という手法を使い、全社的な問題解決体制をつくり、GE社を中小企業のように経営した。
日本の産業界は、中小企業が全体の99.7%を占める世界である。さらに、日本企業がめざす「6シグマ経営X」は、「M5型組織」を母体とし、KJ法を核とした「M5型問題解決技法」を「道具」としている点で、J・ウェルチの「GE社版6シグマ経営」から学ぶ点はあまりにも多い。
ベルヒュード研究会は、「問題提起ラウンド」から出発し、「現所把握、具体策、基本的課題設定、実行計画作成・実施」までの簡潔な「5つのラウンド」からなる「累積型問題解決フロー」に沿って、