日本版6シグマ 体系 実行計画作成 進捗管理 ラウンド |
はじめに |
全社的な 「SSP」への 取り組み体制をつくる |
「日本版6シグマ」は、経営が設定した「経営方針、目標」の実現に向けて、各部門がそれぞれ「6シグマ戦略課題:SSP」を設定し、「実行マスター」に仕上げ、その解決および進捗管理に取組む。一連の手順は、次の通りである。 ※ |
ジャック・ウェルチは、GE社の「6シグマ」への取り組みについて、組織の一体化体制をつくるために、トップとしての労働時間の7割を社員に直接的に語りかけることに費やしたという話が語り草になっている。 アメリカの他の企業でも、「6シグマ」の教育やトレーニングが一般化している。 |
「日本版6シグマ」は、「BSTプログラム」を武器として問題解決に取り組む。経営の「No.1,2戦略」や「経営方針、目標」を受けて、各現場が「SSP」をどれだけシャープに設定できるかが、「6シグマ」の成功を左右する。 アメリカの「6シグマ」の「DMAIC」に相当する「ベルヒュード型累積問題解決フロー」に沿って、「Semi-Exact」な情報処理技術としての「KJ法」を使って、「具体策」をもとに「6シグマ戦略課題:SSP」を設定する。 コンピューターは正確な情報処理のチャンピオンである。正確で信頼できる情報をインプットすれば、信頼性の高い結果がアウトプットされる。 しかし、今日の世の中の変化の激しさや多様性を考えた時、我々が手にできる情報が、将来を展望し、経営課題を解決できる情報として持っている信頼性の点では、きわめて曖昧なものになって」いる。 「日本版6シグマ」では、この情報の曖昧さを補い、80点位のアウトプットは出せる、つまり「Semi-Exact Science」的な情報処理技術としての「KJ法」の活用が有効であるとしている。 |