BSTプログラム
日本版6シグマOSへ!
     
J・ウエルチの「6シグマ経営」との
出会いを天啓として!

「Work Out」は
いつになる?
 
 「6シグマ」の導入に成功し、GEを世界トップレベルの企業に導いたジャック・ウエルチは、強烈な問題意識とリーダーシップで、21世紀にふさわしい企業に向けて、社員一人一人に自己変革を迫りました。

 経営トップの理念や方針、目標を理解し、実現するために、自らの業務を革新し、問題を解決する社員を重視した一方で、そうした路線に対応できない多くの社員を整理しました。
 その結果、80年代の終わりには、GEをスリムで活力あふれる組織の会社に変革することができたと言われています。
 
 ところで、J・ウエルチの組織変革に対して、コロンビア大学のカービー・ウオレン教授が「ずいぶん大量の人員を整理(People
Out
)したね。さて、仕事の整理(Work Out)はいつになるのかね」と尋ねたというエピソードが伝えられています。

「DMAIC」で

「Work Out」を追及!
 J・ウエルチは、カービー・ウオレン教授の「Work Out」というアイデアが大変気に入りました。そこで、GE内部の業務がよりよく行われる方法「Work Out」を全社を挙げて容赦なく、無限に追求するとして、「DMAIC」の訓練を徹底しました。
 ウェルチは、特に「Define:課題の設定」を重視しましたが、その解決のプロセスには一切口を出さず、成果は正当に評価し、頑張りに報いるという経営に徹しました。


日本版6シグマOS
「BSTプログラム」の基本

 ベルヒュード研究会は、「Work Out」のための「DMAIC」の代わりとして、「戦略的な6シグマ課題:SSP」の的確で簡潔な設定と確実な解決のための「6σウエイ」をめざしました。そして、多様な人材が活躍できる「M5型組織」のための「M5型問題解決技法」を「日本版6シグマウェイ」として位置づけ、「BSTプログラム」へバージョンアップしました。

 多くの日本企業の経営者は、GEのJ・ウ
ェルチのように、厳しくトップダウンで経営をリードすることをあまり得意としていません。この意味で、日本では、現場のリーダーや社員の主体的なボトムアップ力への期待に一段と大きいものがあります。
 そこで、ベルヒュード研究会は、「日本版6シグマ経営」にあって、
現場のボトムアップ力を充分発揮できる簡便で確実な「BSTプログラム」をめざしました。


ベルヒュード型
累積問題解決フローに沿って

 「BSTプログラム」は、「問題提起」から「実行計画作成・進捗管理」まで、「5つのラウンド」からなる「ベルヒュード型累積型問題解決フロー」に沿って、「Critical Th
nking Approach」を行う「Solution Tec
hnology」です。

(1)問題提起ラウンド
   「No.1,2戦略」のもと、「経営方
   針、目標」を明確化し、各部門の社員
   と共有化する。
   各部門は経営の問題提起を受け、次の
   各ラウンドに沿って、「6シグマ戦略
   課題:SSP」の設定と解決に取組む。

(2)現状把握ラウンド
   製品や商品、サービスに関連する問題
   点をもとに、各部門が「VOC、CT
   Q」の現状を把握し、一覧化する。
(3)具体策設定ラウンド
   「VOC、CTQ」の一覧をもとに、
   部門として取組むべき業務上の「具体
   策」をブレーンストーミングでデータ
   化し、ラベル化する。

(4)基本的課題設定ラウンド
   「具体策」をもとに、「SSP」を
   「KJ法」を使ってコンセプト化し、
   「A型図解、インデックス図解」を作
   成し、戦略的な「SSP」の全体を設
   定する。

(5)実行計画作成、進捗管理ラウンド
   各「SSP」について、実行体制をつ
   くり、進捗管理を行う。






日本版6シグマ
基本体系



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