モデル農場
土壌づくりへの挑戦

雨の中の畑づくりで、
土壌を踏み固めてしまい
野菜たちが深く根を伸ばせませんでした!

2016年秋、ハウス栽培開始
 昨年の11月、「
有材心土破(土壌掘削、疏水材わらや草の埋込み)」と「山川プログラム:硬盤層煮出し液・光合成菌・酵母エキスの混合液の散布」で団粒構造の土壌づくりを実施し、しろ菜、こまつ菜、ほうれん草、みず菜等の葉物野菜の「ハウス栽培」を開始しました。
 
 しかし、作物が踏み固
めてしまった粘土質の土
壌に深く根が張れず、十
分な収穫が得られません
でした。
 
 素人の悲しさで、長く
続いた雨の中での畑づくりで、表層の土壌を踏み固めてしまい、後に、地元の皆さんから「雨の日には、畑に入ってはいけないというのは、百姓の常識だ」と教えられました。


春の露地栽培
 この春の「露地栽培」の畝づくりでは、雨の日を避けて、固く踏み固めてしまった表面作土層を掘り返し、サトーファームから調達した稲わらや刈り草を大量に埋め込みました。
 じゃがいも、ごぼう、大根、カブ、しろ菜、ほうれん草、春菊等の播種・植付けを行いましたが、気温の低下に見舞われる不運もあり、葉物が成長途中で花が咲いてしまったりしました。
 土壌がやせていることが原因で、ハウス栽培同様、葉物は芽を出しても初期成長力が弱く、固い粘土質の作付表土層に深く根が張れず、虫にやられたりした状況も見られました。


微生物と作物が共棲する
団粒構造の土壌づくりに再度取組みました!

 現在、自然やさいの栽培にもっとも大事な「微生物と作物が共棲する団粒構造の土壌づくり」を中心に、ノウハウの蓄積に取組んでいます。
 
 福島県川俣町長佐藤金正さんのバックアップはじめ、現地の自然農法実践家佐藤幸子さんからの栽培指導もあり、ここにきてようやく、葉物、成り物とも収穫の見通しがたってきました。半年ほどの遅れですが、皆様への宅配開始も間近です。 


フルボ酸自然堆肥を投入し、
土壌内有機物の腐食、微生物群の活性化を促しました!

夏、秋の露地栽培
 夏の「露地栽培」では、作物が根を伸ばすことができるよう、作土層を細かく粉砕し、さらに土壌内の有機物「わらや刈り草」などの腐食、微生物群の活性化を促すために「フルボ酸自然堆肥」を投入しました。


 トマト、きゅうり、なす、かぼちゃ、枝豆、とうもろこし、かぶ、にんじん、ごぼう等の播種・植付けを行いましたが、長雨と日照不足で、トマト、ごぼう、人参等の成長はもう一つでしたが、肥料、農薬なしでもある程度の収穫が見込めるところまできました。
 
 このことから、「
有材心土破砕山川プログラム」を基本とする「微生物の繁殖→作物根の伸長→微生物の繁殖」という微生物と作物が共棲する「団粒構造」の土壌づくりの成果が出始めていると判断しました。

ハウス栽培への再挑戦
 ハウス内の土壌についても、これまでの「
有材心土破砕」山川プログラム」に加えて、「フルボ自然堆肥」を活用した土壌づくりの「補強策」を実施しました。
 
 きゅうり、ラディッシュ、春菊、ほうれん草を播種、順調に成長しています。
 今後、慣行農法を長く続けてきたために、有機物が少なく、痩せてしまった畑の土壌を微生物が豊かに棲息する「団粒構造の土壌」へ速やかに転換する方法について、さらに検討を続け、マニュアルを整備していきます。