福島相双復興推進機構
営農再開グループ



相双地区の自然栽培ネットワーク
構築活動を支援!

 福島相双葉復興推進機構営農再開グループの支援のもと、原発事故の被災地で、農薬や化学肥料を一切使用せず、付加価値が高い「自然栽培」による農業を普及させていこうという講演会が南相馬市で開かれました。

 この講演会は、農薬や化学肥料を一切使用しない「自然栽培」の普及を目指す南相馬市の商工業者で作る団体が企画したもので、相双地方の農家などおよそ70人が集まりました。

 講師は、自然栽培の普及活動を行っている石川県羽咋市の高野誠鮮さんです。高野さんは、栽培が難しい分、作物の付加価値が高いというメリットや、地域の農家と協力してコメのブランド化を成功させたケースなどを紹介したうえで、農業の生き残り策として有効だと訴えました。

 福島県では、原発事故で被災し、農業が中断した地域での営農再開が課題となっています。主催した団体によりますと、こうした地域では、土壌に残りやすい農薬や化学肥料の影響が小さくなっているため、自然栽培に取り組みやすい環境が比較的整っているとして、今後、自然栽培に挑戦する農家を募り、地域農業のブランド化を目指したいとしています。(社会貢献事業協同組合理事 佐藤幸治)