ひな騒動

残念でしたが、いい話

箱崎です。
金曜日の午後3時ごろ、オムにコートの横の植木が繁り過ぎたので社長が黒澤さんと枝をばっさりと剪定してました。すると切り落とした枝に小鳥が巣を作っていて中には孵ったばかりの雛が3羽います。まだ目も開いていない赤ん坊です。育てられる自信はないけど、だれも引き取らないので枝ごと持って帰りました。

ペットショップですり餌とスポイドを買ってきて、餌をあげると顔中口にして食べますが、水気が足りないのかうまく飲み込めない様子です。それでもどうにか餌を食べさせて一晩過ぎました。野鳥博士の滝田さんに育て方を教えてもらおうと電話しても、お留守で連絡つきません。

翌朝、夜明けごろ様子を見てみると、元気がなく、あまり餌をねだらなくなっています。むりやり餌を口に押し込むのですが,飲み込んでくれません。だんだん弱っていくのを感じます。世話をカミさんにお願いしてテニスコートに出かけてみると、いきなり「シオで食べたかタレで食べたか」と聞かれがっくり。人の気も知らないで。

雛が気になってそうそうに引き上げました。孵ってみると、3羽とも一段と弱っています。やっと野鳥博士と連絡がついて雛の育て方を聞いてみると、動物病院に相談するのがよいとのこと。すぐさま動物病院に駆けつけると、若い獣医さんは横浜動物園ズーラシアと連絡を取ってくれました。その日は業務終了時刻を過ぎているので、翌朝9時にズーラシアの管理センターに持っていくことになりました。その夜はなるべく暖めて餌を与えてくださいとのアドバイス。

翌朝、W 杯3位決定戦を見るために4時起床。ひなの様子を見ると1羽は冷たくなっており、残る2羽も虫の息。口を開きません。ドイツが3−0で勝負を決めたときには3羽ともあの世へ旅立ってしまいました。9時に、なきがらの入った巣をズーラシアに持って行きました。管理センターの受付には野鳥担当の若い女性職員がいて巣ごと引き取ってくれました。何の雛か聞いたのですが、わからないとのこと。

彼女の言によると、木から落ちた巣が見つかったときは、元のところに戻しておくと親鳥が面倒を見るとのこと。巣をどこかの枝に結んできたほうが良かったようです。また、ズーラシアへ連絡してくれればいつでも相談に乗るとのことでした。

瀧田です
落ちた雛を見捨てるのは忍び難いし、救助して次第に衰弱するのを見ているのもつらく、生き物を扱うと切ない思いが迫ってきますね。でも、カラスや猫に襲われずに、またコートの片隅で焼き鳥の憂き目にも会わず、動物病院・ズーラシアと巡って面倒をみたのですから、親鳥も感謝して、次なる子孫づくりにいそしむことと思います。小鳥では、この季節1〜3回卵を孵化させますから。おつかれさまでした。

平岩です。
大変でしたね。 生あるもの〜自然の摂理、親の尊さと偉大さをあらためて感じます。人柄がにじみ出る顛末でなかなかできるものではない、いい話でした。

中村です。
鳥の話がでたついでに。今年は横浜でずいぶんホトトギスの声を聞きました。私の団地の中庭で一声、近くの児童遊園地では一日中、上川井に近い保土ヶ谷バイパスで一度、霧が丘テニスクラブでも一度。
さらになんと、10日くらい前の早朝、我が団地の中庭からツツドリが鳴いたのです。感激でした。鳥達は強い。

瀧田です
中村さん、お久し振りです。
筒鳥はビックリ。ホトトギスは定着した感もあり、6月以降も鳴いているのだから繁殖の可能性もあるのではと思います。今年は、キビタキ、サンコウチョウ、オオルリなどもかなり鳴いていました。緑の減少が留まっているためでしょうか?

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