日本版6シグマ
体系

具体策設定
ラウンド


 はじめに
具体策設定ラウンド
「VOC、CTQ」を踏まえ
業務革新につながる具体策をラベル化する

はじめに

 先の現状把握ラウンドでは、各部門別に「VOC」と「CTQ」を一覧表で整理した。
 「日本版6シグマ」では、「顧客の声:VOC」把握し、満足させるために、内部の業務上の「不良要因:CTQ」を明らかにし、「具体的な手がかり」すなわち、行動上の「具体策」を広くデータ化し、「SSP:戦略的な6シグマ課題」を設定します。
 「具体策設定ラウンド」は、「SSP」を設定するための不可欠な準備ラウンドです。



「VOC、CTQ」を踏まえ
広く「具体策」をラベル化する

 「VOC」と「CTQ」について、「何とか抜本的な手を打ちたい」という強い問題意識ありきである。
 ここでは、最適な「具体策」を探す、見つけるというよりは、自分の持ち合わせの情報やアイデアや知恵を越えて、先ずは、様々な「具体策」を批判せず、360度の視野から積極的にラベル化することが大切である。
 「質よりは量」という考え方で、メンバーから自由に発言してもらい、発言のあった「具体策」は、批判せず真剣にラベル化する。この姿勢は、組織としての「VOC」と「CTQ」についての問題意識の強さに比例するものです。


具体策は、
アナログなビックデータ
  昨今では、VOC」や「CTQ」はデジタル化され、ビックデータ処理によって、より確かな分析がなされるようになってきています。
 「日本版6シグマ」で、「現状把握ラウンド」で、「VOC」、「CTQ」について、360度の視野からアナログな情報をデータ化し、ビックデータとしての整理を行います。
 「具体策設定ラウンド」では、「VOC、CTQ」をもとに、360度の視野から広く「具体策情報」をデータ化します。この「具体策データ」は、数が多いと言う意味で、いわば「アナログなビックデータ」ということができます。
 

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