GEのネット時代への戦略
−ウエルチ・インターネット語録−

  これまでインターネット時代の経営について、展望してきました。ここではGEの戦略について、最高責任者のジャック・ウエルチ氏が日本で語った「6シグマ」につながる「ウエルチ・インターネット語録」を紹介します。


(1)インターネット事業は、私のビジネスキャリアの 中でもっとも大きな挑戦である。なぜなら企業と社員、企業と顧客の関係を恒久的に変えてしまうからである。

(2)
すべての企業活動が透明化され、情報は一握りの幹部による独占から全社員に行き渡るようになる。

(3)部下が知らない情報を握っていることによってのみ権威づけられているような管理職は存在意義を失う。これからの上司は部下のエネルギーを引き出す力を備えなければならない。

(4)顧客が受発注の状況や在庫の有無など企業の内部情報を把握できるようになる。

(5)GEでは幹部に若い社員をつけECを学ばせている。私も若い女性社員について、競合相手のウエイブサイトはどうなっているかと言った話を詳しく説明してもらっている。

(6)インターネットの知識は、GEでもトップ層が1だとすれば、ボトムは10である。

(7)
トップ層が不十分な知識しか持っていなければ、インターネット関連のビジネスに怖れを抱、積極的事業展開に二の足を踏んでしまう。

(8)GEのプラスチック部門では、ポリマーランド・ ドット・コムというウエイブ・サイトを開設し、他社品も含め、あらゆる種類のプラスチックをインターネットで販売し、開設後10ヶ月で、売り上げは5億ドルに達している。

(9)
GE社内には、デストロイ・ユアビジネス・コ ムという組織がある。既存事業のビジネスの仕組みを破壊し、インターネット時代に合致した仕組みをつくるのが役割である。


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