フィンランド旅行記
森と湖と白夜、音楽
そして親切
第17回

追記

フィンランドの税金と福祉、そして白夜について、短期間の旅行で何がわかるわけでもないが、多少の事実と感想を述べたい。

消費税率
ホテル代 9%
列車キップ 9%
食品 13%
アルコール飲料 23%
切手葉書 23%
食器や化粧品、トイレタリー 23%
博物館・美術館入場料 23%

これらは事実。

福祉
フィンランドでは、若い夫婦で3人くらいの子供を連れているのは珍しくなかった。これは統計ではない。
本文中にも書いたが、交通機関や博物館入場料にシルバー割引があり、その恩恵にあずかった。ノルウエーでもそうだった。事実だ。ロバニエミのガイドは「誰もがコテージを持っている。国民生活は平準化されているが、反面、僕は退屈に感じることもある」といっていた。
往きの飛行機で出会った若い日本人IT研究者は高校時代1年間スウエーデンに留学していたそうで、「学費は無料、ノートも鉛筆も何も、なくなれば学校がくれる」と云っていた。庭園で出会った日本女性の留学生も「学生の生活は楽だ」といっていた。だからどうだ、という気はない。

白夜
ほぼ北極線上のロバニエミでは、夏至の午前0時に太陽は真北で地平線すれすれになり、またゆるゆると東へ向かって上がりはじめる。正午には真南で最も高くなる。ヘルシンキでは、午後11時くらいに北北西に一旦隠れるが、午前1時くらいには北北東から再び顔を出す。
高緯度では大気の層が薄いので、紫外線はつよい。デジカメのAUTO露出で写真を撮ると、日本の光を前提に設定されているためか、絵はハーレーションで白っぽくなってしまう。補正機能を常時使わねば絵にならない。

船の上で出会った家族にメールを出したら、返事がきた。彼らは船旅の後の1週間、自分達のサマーコテージで泳いだり、釣りをしたり、ボートを漕いだりして過ごしたそうだ。
息子が大きなパイクを釣ったと写真を送ってきた。3番目の子供はダウン症でなかなか休みがとれないのだが、短いがよい夏休みだったとのことだった。(写真)


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