フィンランド旅行記
森と湖と白夜、音楽
そして親切
第16回

旅終わる

7月5日(木)、晴

10時発の列車でヘルシンキへ。Lahtiあたりから家並みが途切れることがなくなり、「ああ、大都会へ帰ってきてしまった」と思う。12時48分、ヘルシンキ駅に着いた。21.44ユーロ/人。例の安宿に入り、少し休んでから、イイッタラの陶器とお土産を買うためにStockmannへ行く。(写真)

夕食はロシア料理にしようと、ホテルの受付の女性に聞く。
「ええ、ありますが、私は好きではありません。」
「じゃ、何が好き?」
「私は南欧系が好きです。近くに良いギリシャレストランがありますよ。」

教えて貰った店を探すが見つからない。結局、たまたま話しかけてきたイスラエル人の青年が推薦するイタリア・レストランで食べた。
4時半に入ったのだが、ウェイターも誰も嫌な顔ひとつしない。5時頃になると満席になった。なるほど、おばさんが云った通りだ。

ホテルへ帰ってシャワーを浴び、寝転ぶ。もう何もする気が起きない。窓の下の小路は相変わらず賑やかであった。

一句
旅終わる 白夜は続くヘルシンキ

7月 7日 成田着
7月 9日 近くの公園へホタルを見に行く。
7月13日 今年はじめてニーニー蝉の声を聞いた。

一句
初蝉や スオミは遠くなりにけり


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