フィンランド旅行記
森と湖と白夜、音楽
そして親切
第1回

フィンランドの概略
2012年6月19日〜7月7日の18日間、カミさんと二人でフィンランドを旅行した。良い旅だった。親切で、控えめな笑顔が素敵な人達に沢山出会った。
フィンランドの人口は540万人、 国土面積は日本の0.9倍で1/4が北極圏、その7割が森林、1割が湖沼(湖の数は18.8万)、 言語は公用語がフィンランド語とスウェーデン語(約5.5%がスウェーデン系)、どこでも英語が通じる。通貨はユーロ、宗教は80%がキリスト教ルーテル派、1%がフィンランド正教会。

計画の立案
二人とも、もういい歳なので片道10時間超の空の旅は結構辛い。団体旅行の過密スケジュールではへたばるのは目に見えていたので、二人だけできままな旅行をすることにした。
何故フィンランドなのか?
シベリウスの交響曲から想像する森と湖の国がどんなものか実感したかったから。
2004年の夏至の時期にノルウエーの北極圏を旅したことがあり、その時に初めて知った白夜の魅力もあって、季節は夏至の頃にした。カミさんはロバニエミ(ほぼ北極圏の町)へ行きたいという。それで、夏至の夕にヘルシンキを発つロバニエ行きの夜行列車(13時間かかる)を予約した。
私は、ミッケリで(松本で小澤征爾がやっているような)ゲルギエフ音楽祭が行われること、また、クオピオから(ミッケリの近くの)サヴォンリンナへ、湖水地方を一日かけて通う船便があることを見つけたので、それを予約した。こうすると、その間に立ち寄るべき町やおよその日程が決まってしまう。

あとはフィンランド観光局から貰った「地図」や"Lonely Planet"(外国ではよく使われているガイドブック)とにらめっこしながら、日程を煮詰めホテルを探した。ホテルは原則として朝食付きで90ユーロ(一人一泊約4500円)以下のものとした。結果として、それで充分満足だった。それぞれの町で何をするか何を見るかは行った先で考えることにした。それぞれ読みたい、あるいは読めなかった本を持って行った。スーツケースは二人で中型1個、あとは小型リュックサックをそれぞれ背負うこととし、それにあわせて持ってゆくものを決めた。        

フィンランド南部  

フィンランド北部  


back