6シグマ 社長さんへの手紙 |
先日会社の方から、社長さんが従業員の前で小遣いの少ないことを「愚痴っている」と耳にしました。社長さんは自分の小遣いが少ないのを愚痴ったりしないで下さい。社長さんの年収が1000万円を超えていることを、従業員は会社の内外から漏れ聞き知っているはずです。会社は十分利益を上げているのですから、本当に小遣いが少なければ自分の給料をもっと上げればよいのです。 若い世代や子育て世代は、現在の給料で、共稼ぎもして何とか我慢しながら、将来に夢を託して懸命に働いています。確かに給料は高い方がいいですが、従業員は他社と比較して、「まあ止むを得ない」と納得しているのだと思います。社長さんは、従業員の日常の苦労に同情し、ねぎらうつもりで、自分の小遣いの少なさを、冗談半分に愚痴ったのかもしれませんが、それは従業員に良い影響を与えません。 |
従業員は給料は低くても |
「6シグマ経営」のジャック・ウエルチは、「私の仕事で、今最大の課題は、社員の士気を高めることです。一番良い方法は何ですか」という質問に対して、「お金以外に、という意味だよね?」として、「私なら、こうする」と次のように答えている。 |