6シグマ 社長さんへの手紙 |
世間が不況と言われる中でも、着実に売り上げを伸ばし、利益を上げている中小企業の会社があります。その会社の社長さんは、「儲かっている」とは決して言いません。しかし、見えないところで努力をして成果を上げています。その社長さんは、「ごく当たり前のことをやっているだけ」と、自分の仕事ぶりを誰かに吹聴したり、自慢したりしません。この会社を訪問して話を聞くと、やっぱり「儲かっている会社の社長さんは勉強している」ということがわかります。 |
中小企業の社長だからこそ 社長さん、役に立つとか立たないとかあまり気にしないで、社長の勉強の場だと思って、こうした集まりにはぜひ参加してみて下さい。会社に閉じこもっていては、事業を大きくできません。その内、自社の工場を見てもらったりして、積極的にアドバイスをお願いする位の付き合いにつなげて欲しいものです。こうした付き合いを心がけることで、お互いに勉強し、頼ったり、頼られたりする関係をつくることができます。ギブアンドテイクのつきあいです。 交流会は「ただの飲み会ではないか」とか「時間の浪費だ」と批判的な人達もいます。しかし、決してそうではありません。先に紹介した中小企業の社長さんは、「勉強しあう仲間づくりのためには、ギブを多くするくらいでちょうど良い」と言っています。社長さんも「忙しい、時間がない」等と言わずに、社長さん自ら仲間づくりに行動を起して下さい。行動を起こせば、社長さん自身も周りも変わります。色々な交流会をご紹介します。私もお手伝いしたいと思います。(2009.10.11) |
一般的に、中小企業は経営基盤が弱く、世の中や業界の環境の変化に影響されやすい。社長は自ら学び、自分自身を変え、会社自体を変革することに真剣でなければならない。特に、個人企業が多い中小企業にあっては、オーナーである社長が変わらなければ、会社は変わらない。変わらない会社の行く先は企業の墓場である。 |