6シグマ 社長さんへの手紙 |
先日お伺いした際体調を崩されたとお聞きしましたが、その後いかがですか。社長さんはご自分でおっしゃっておられる通り、まだまだ十分元気に働けると思います。しかし、息子さんへの事業承継の準備を始めてもいい時期だと思います。息子さんは44歳です。事業承継には10年くらいかけるつもりで丁度良いのです。 |
現場の実務経験のため ローテーションの期間は、実務に専念させ、現場の従業員と一緒になって問題の発見と業務の改善に取り組むようリードして下さい。その上で、従業員に「さすが、次期社長」と思われるような息子さんのリーダーシップ教育を心がげて下さい。 |
日本のみならず、世界の中小企業の中には同族会社が多い。同族会社は、複雑な家族間の人間関係があり、後継者についても適正な資質評価や能力育成プロセスを踏まず決定されることが多い。だが、次世代のために、よりよい会社をつくるという目標と情熱を持って、経営し、後継者を育成しようとしている同族会社もある。 ジャック・ウルチも、適正な手続きを踏まず経営されるような同族会社は専門外だと思っていたが、同族会社にも「6シグマ経営」が役立っていることが多いことに気づいて、非常にうれしく思ったと語っている。 |