6シグマ 社長さんへの手紙 |
新聞で報じられているようにどのような大企業でも、いつどのように経営状態が悪くなるかわかりません。取引関係の常識としてよく知られていることですが、1社の取引金額占有比率は、30%以下に抑えておきたいものです。 |
経営者が新しい取引先を探そう! 営業担当者は、一般的に開拓精神があり、広い付き合いができる能力を持っているものですが、不得意な人もいます。中小企業の場合、営業担当者に経営者から新規開拓の権限が与えられていないケースも多いようです。社長自身はまかせているつもりでも、営業担当者が新しい顧客と取引を始めて良いかどうか迷うケースもあります。特に、与信の問題もあり、営業担当者が動き難い面もあります。新しい取引先の開拓は、経営者が営業担当者と一体となって積極的に動くようにしたいものです。(2007.6.7中小企業診断士 加藤文男) |
大企業、中小企業を問わず、最優先すべき「6シグマ課題」は、一般に「売上を伸ばす」ことである。中でも「新規の顧客」をいかに開拓するかである。社長のトップセールであれ、営業担当者の売り込みであれ、それは並べて営業マンとしての「プロ的な能力」にかかっている。 第一の特質は、顧客の考えていることを感じることができる共感能力である。最高の営業マンは顧客は何を必要としているか、どんなプレッシャーにさらされているかを理解し、いかなるビジネス案件も、顧客の視点で見ることができる。彼らは売り込みの場面で、会社のために営業し、利益を上げたいと思っているが、会社の利益と顧客の利益のバランスをとるフェアな取引に天才的な能力を発揮する。 |