6シグマ 社長さんへの手紙 |
先日、久しぶりに訪問した折り、御社の開発した大型機械を見せていただきました。しかし、半年前とあまり変っていないのに逆に驚かされました。開発に少し時間が掛かりすぎているように思えます。半年もあれば、開発した新システムを実験検討し、改善も相当できたはずです。前回お伺いした際に、毎日のように夕方会議を開き、各自から仕事の内容を報告してもらい、問題点について、討議しているとお聞きしまた。それにしては、この半年間の進歩は良く見えません。 |
他社も同じテーマで競争しています! 同じような機械のアイディアは、よその会社で考えているといっても良いのです。1日遅れれば、競争相手もそれだけ進歩し、勝つことが難しくなります。 今は、大企業でももっと決断が早く、すばやい改善、改良が行われています。社員にもっとスピードを上げるように発破をかけてください。檄を飛ばしてください。社長さんが決断すればできるのですから、大勢を見て判断してください。 さて、新しい年度が始まりました。今年度も昨年に増して良い実績を残したいものです。経営革新とよく言われますが、年度始めは良い機会です。中小企業にとってスピードが大切なことを改めて訴えましょう。(2007.4.7 |
「日本版6シグマ」のOS「BSTプログラム」には、経営目標を実現するために、各部門別に「6シグマ課題」を設定し、その解決に向けて「実行マスタープラン」を作詞するラウンドがある。 |