中里さん
イタリア フィレンツエ便り

3 チネマ・オデオン
 映画2本鑑賞

11月4日(水)
フィレンツエでは、オペラや映画を見たいと思っていた。
オペラは11月8日にコムナーレ「利口な女狐の物語」のチケットを購入した。
私は日本で、映画館で映画を年間80本は常に見ている。五月連休に開催される日本でのイタリア映画祭では ここ5年は毎年10本前後は観賞。

最近、ハリウッド映画も少しは変わってきたが、それでも風景、音楽、人間の情愛の表現は、ヨーロッパ映画の方が私は好きだ。フィレンツエへ行ったらイタリア映画を見ようと張り切っていたが、これが意外と難しい。3館廻ったが、アメリカ、フランス、海外ドキュメンタリー映画等で、イタリア映画が無い。きっと、もっと探せばイタリア映画が見られるのだろう。
映画は日本では朝から夜まで多くの映画館で毎日上映しているが、フィレンツエでは週末の夕方からが多いようだ。イタリア映画は諦めたが、映画館には入りたい。
行って見たい映画館はチネマ・オデオン。写真で見る限りでは古き時代のテアトロのようだ。天井はドーム型で美しいステンドグラスで飾られている。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこで夕方5時からのドギュメンタリー映画をチネマ・オデオンで2本を鑑賞。
アルメニアの映画は映像と音響だけ、アメリカ映画は字幕がイタリア語。特殊な映画のせいか観客は少ないが、館内を見るだけでも価値があり、嬉しかった。椅子も大きくゆったりとしている、気分が良い。これで入場料は一人5ユーロだった。

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