中里さん
イタリア フィレンツエ便り

30 ヴェッキオ宮
かつてのフィレンツエ共和国政庁舎 

10月24日(土)
最近は天候が不順です。
携帯傘を持って、ヴェッキオ宮に出掛けました。
館内に入るのにセキュリティが厳しく、一人一人チェック、あまりにも厳しくしているので、チェックが終わった後で、思わず「大変だね!」と日本語で言ったら・・・彼はうなずいておりました。
ヴェッキオ宮はかつてのフィレンツエ共和国政庁舎で、中庭の先の階段を二階に上がると、おおきな「五百人広間」。共和国時代には、ここで市民会議が開かれたそうです。
コジモT世の妃「エリオノーラ・ディ・トレドの住居」の中のモザイクも豪華。



三階に上がって外を見ると、サンタ・クローチェやミケランジェロの丘の方面の見晴らしが素晴らしい。朝が早かったせいか、観光客の姿もまばらで、館内は静かだが、係員同士の話し声だけがうるさい。いつも思うのだが、入館する時、”注意書きに大声を出さないように”と書かれているが、観光客より係員の話し声の方が気になる。フィレンツエでゆっくりと見たいところは、朝一番で入館するのがいいようです

back