中里さん
イタリア フィレンツエ便り

S工房めぐり

先日、塩川さんにこの界隈の職人さん達の工房を案内して頂いた。
先ずは家具修復大工アンドレア(ANDREA)さんの工房を覗いた。
アンドレアさんはミニチアの模型作りが趣味である。古き田舎の家庭や食堂等の模型が飾られており、その壁の横には、イギリスのプリンス・カルロが工房を訪れた時の写真が飾って有りました。

直ぐ隣りはレナート(Renato))さんの工房である。
レナートさんは象嵌細工修復職人で、かなり古い傷ついた家具や小箱等の修復をする人です。伝統で培った技術で、まさに根気と時間のかかる仕事のようでした。

最後に訪れたのはランタン職人ステファノ(STEFANO)さんの工房。
古きスタイルで、星型模様のデザインのランタンが世界的に人気のようで、各国から注文が有り、大変忙しいとの事でした。

この界隈には、まだまだ沢山の腕利きの職人さん達が暮らしている。ただ、日本と同じで後継者がなかなかいないと,レナートさんはこぼしておりました。工房を回って気が付いた事は、皆さんが嫌な顔一ーで熱心に説明してくつせず、フレンドリれた事です。やっぱり、フィレンツエはいいな・・・・・!



  

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