中里さん
イタリア フィレンツエ便り

M「St,Mark's(イギリス教会)」
  ミニオペラ「ボエーム」 

10月7日(水)
昨夜は、近所の「St,Mark's(イギリス教会)」へ出かけた。
「St,Mark's」は、日曜日を除いて毎日短縮されたミニ・オペラかナポリ民謡&オペラアリアを聞かせてくれる。10月のミニ・オペラは「フィガロ」、「ラ・トラビアータ」、「ボエーム」、「リゴレット」、「トスカ」。
フィレンツエに着いたら先ず、本格的なオペラを見たいと思っていたが、9月は公演されておらず、10月のコムナーレ劇場での「ラ・トラビアータ」、「リゴレット」、「トラバトーレ」のチケットは完売。
歩いて3分、「St,Mark's」の本日の公演は「ボエーム」。9時15分開演。当日券、二人で38ユーロ(シニアー割引)を購入。通常は一人24ユーロ。

会場は小さな教会で、観客は100人がはいれば満杯という感じだ。天井は高く、石造りの建物は声の通りが凄く良い。ロドルフ役のテナーの澄んだ声が実に甘美だった。しかし、演奏はピアノだけ、装置は椅子とテーブルと小物。合唱、オーケストラはもちろん無い。アリアの聞かせどころだけで、ドラマは進行。やはり物足りない。後半はうとうとしかけた所で・・・・・ロドルフの「ミミ・・・!!!」と絶叫で我に返った。

時計を見たら11時を過ぎていた。今日は、Barによってcaffeを飲んでから、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会へ行くつもりだ。

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