「日本版6シグマ」の提唱 |
「TQC」的問題解決は、現場、現物主義で、工場の作業工程を見て、クレームや不良の発生状況を確認し、原因追究に入る。製品別にどんなクレームや不良が発生しているか、「時間別、機械・設備別、担当者別、原料・材料別、測定・検査方法別」等の項目に分類し、クレームや不良発生頻度の高い項目から順番に、原因を究明し、解決を図る。これがTQCの「層別」による問題解決である。 |
企業の側の内部要因「CTQ」は、お客様が発信してくれる「クレーム情報:VOC」の中に存在する。しかし、お客様は企業の内情を良く知らないために、具体的に指摘できないもある。企業は、これらの情報を素直に丁寧に読むことで、「CTQ」を見つけ出すことができる。 |