その後、私はダイヤモンド社より「困った組織と、どうつきあうか」を出版しましたが、編集担当の久我茂さんが、少し前同じく編集を担当した、日本で最初に6シグマを紹介した出版「6シグマ」(著者NEC総研 青木、安藤)を進呈してくれました。
これがきっかけでAさん経由で、当時、もっとも先行していたソニーの「6シグマ」の実践状況について、一段と関心が高まりました。
ベルヒュード研究会は、「組織モデル論」と「M5型組織的問題解決技法」をベースにした「日本版6シグマ」を発表することになり、これが機縁で、日本総研の「6シグマ」の著者のお一人である安藤紫さんと交流が始まりました。安藤さんにはダイヤモンド社の久我さんを介して、拙著の「6シグマ組織論」についても関心を寄せて戴きました。
ちょっと手前勝手な話ですが、日本で最初にアメリカ本場の「6シグマ」を紹介したのはNEC総研の安藤さん、日本で最初に本格的な「自社版6シグマ」を軌道に乗せたのはソニー、日本で初めて本格的な「日本版6シグマプログラム」を体系化したのはベルヒュード研究会ということになり、3者が一本の糸でつながったという次第です。
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