QCからシックスシグマへ

その4
 21世紀の日本の品質管理は
   ホワイトカラーが出番

 アメリカは、自分たちが指導した品質管理を、日本がQCサークルの形で成功させたことに気が付き、今度はシックスシグマを提言し、実行しているのだということができます。日本も失われた10年として、嘆くのではなく、この10年の苦い経験を踏み台にして、新しい経営システムを作り上げなければならないと思います。
 
 日本のQCサークルを立ちあげたのは、製造部門の女子社員が中心でした。21世紀の日本の品質管理は、ホワイトカラーが実力を発揮する番のようです。現在の若い世代は、この力を十分持ち合わせているように思います。彼等は、失敗の経験もないので動機づけをきっちりすれば動きが速いと思います。
 それには、やはり経営者の描く将来への夢と希望が必要です。事業に対する展望です。彼等が経営者の描く夢を共有できれば、大きな原動力になることが期待されます。彼等はITを使う術も十分心得ています。中高年齢層よりも、敏感に世の中の動きを察知する力もあります。品質管理の技術を、IT時代の経営問題解決のためのST(ソリューション・テクノロジー)へと発展させることができるはずです。


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