日産自動車の建て直しについて
その3
−社員の意識と行動を一つにしたい−


  日産自動車の最高責任者であるカルロス・ゴーン氏は、6月25日の株主総会で、「私はルノーのためではなく、日産のため
にきた」として、「日産改革を自ら主導する立場を鮮明にした」
と報じられています。

   「日産には高い技術開発力と生産技術
  力がある。
  
私が利益ある成長を目指すビジョンとプ
  ランを示し、社員の意識と行動を一つに
  したい
」 ( 日経新聞より )
 
 カルロス・ゴーン氏が経営・組織・社員個々人との間の一体となった課題設定体制と一貫した実行体制をどのようにつくり、日産の建て直しをどのように実現していくのか、そのプロセスをこれからも関心を持って、見て行きたいと思います。


その4へ