BMM【Belhyud Mail Media】NV No.147 2013.10.27発行 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ NHKスペシャル シリーズ東日本大震災 動き出した時間 「旧警戒区域」は今 NHK福島放送医局の内山拓さんから、「NHKスペシャル シリーズ東日本大震災 動き出した時間〜“旧警戒区域”は今〜」(2013年7月26日放送)のDVDを送って戴きました。浪江町の帰還の呼び水とならんとして事業再開をめざす皆さんの姿、双葉町のふるさとを諦め、他所の地に住まいを求める町民の苦悩が描かれています。 NHKの内山さんとは、「旧警戒区域は今」で取材された双葉町の細谷地区区長の大橋庸一さんからの紹介で知り合いになりました。この春にお会いすることになっていましたが、内山さんに急に中間貯蔵施設の取材が入ったため、延期になっていました。その後、8月に大橋さんといわき市の双葉町役場を訪問した際、内山さんも偶然取材にきていたのですが、町長、副町長、復興推進課長との話が長引き、内山さんも白河での次の取材の約束があったためスレチガイになってしまいました。10月半ばに入って、ほぼ「フクシマス ペシアルアーカイブス」の原稿が書き終わりかけていた頃、内山さんから電話があり、NHKがある渋谷から30分ほどの田園都市線青葉台駅まできてもらって会うことになりました。 内山さんは、原発事故直後、報道局で東京電力本社を取材していましたが、その後、福島放送局に移り、被災者や被災自治体を中心に取材をしているとのことでした。取材は、「中間貯蔵施設ができたら町民の帰還はどうなるでしょうか」という話から始まりましたが、ここ2年半余りのフクシマ復興支援プロジェクトの活動状況をお話し、双葉町をはじめ、被災自治体は被災者の声をもとに復興再生計画を策定し、もう一度被災者の参加で、今後この計画にどう取り組むかを検討する段階にきていることを説明しました。 内山さんはお父さんが会津の坂下出身で、子供のころから何度も会津に行ったことがあり、福島には特別の思いがあるとのことでしたが、今後は浜通りの現実に目を開き、取材を続けたいと語って下さいました。次の朝、内山さんから次のようなメールがありました。 本日は貴重なお時間を割いて下さり本当にありがとうございました。福島で取材を続ける中でモヤモヤと感じていた問題意識など、ハッとさせられることが多く、今後の取材の方向性や覚悟など大変有意義な時間でした。「中間貯蔵施設建設の問題」の原稿を早速拝読させて頂きます。他に加えて一読させて頂きたい項目は改めてメール致します。早速の対応を頂きありがとうございました。深夜まで大変お疲れ様です 東京もいよいよ冬の気配です。どうかお身体ご自愛下さ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
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