質問/回答
コーナー

日本版6シグマ概論

質問・感想
「日本版6シグマとNEC総研の6シグマは同じものか」
■まだ1回目の受講なので、日本版6シグマの全貌が見えていないが、今までのQC活動に比べて現実的かつ効果的なのではないかと感じる。インターネットでNEC総研の6シグマサイトを読んだが、これと今回の講習は同じ内容ですか?

回答
■日本にもっとも早く6シグマを紹介したのはNEC総研だと思います。6シグマとはどういうものか、日本企業はどのように導入すべきかについて丁寧な提案をしています。

日本版6シグマでは、「6シグマとは、経営や業務や製品やサービスそのものの品質不良が原因して発生する、あらゆる無駄なコストを限りなくゼロに近づけることを目的として、あらゆるビジネス場面で定量的な目標と課題を設定し、実際的に実現していくと同時に、その成果を産み出し、維持していくことができるための仕組みや、システム等のインフラを整備していく組織的な問題解決運動である」と定義しています。

ベルヒュード国際経営研究所は、GE版6シグマを大いに意識して、「People Out プログラム」としての「M5型組織モデル論」と「Work Out プログラム」としてのST「ソリューションテクノロジー「M5型組織的問題解決技法」をベースにした独自の「日本版6シグマプログラム」を体系化しました。
原則的には、「VOCと競合他社の競争力」、「CTQ」を踏まえて、「SSP」(定量的目標も含めて)を設定し、最適解決アプローチ方法を検討し、実行計画を作成し、実行していく問題解決手法としての「Work Out プログラム」とこの手法を使いこなせる組織風土の改革手法としての「People Out プログラム」で構成しています。


back