質問・回答
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日本版6シグマ概論

質問・感想
「全体的にぼやけて理解しているところが不安だが」
■日本版6シグマは、ツールとしての有効性よりも考え方の方が新鮮で受け入れやすい面があった。特にこの時代を生き抜くための心構えのようなものを、しつこいくらいにわかりやすく解説していただけたのは良かったと思います。(自分の行動を素直に見なおすことができました。)
日本版6シグマも日々進化?しているようで、研修/コンサルを受けるたびに新しいアプローチをされているような感触を受け、それがかえって一律的でないところから、全体ではぼやけてしまうような感じを受けました。したがって、「何がわからない」ということは無いが、全体的にぼやけて理解しているところが不安です。今後はPJの推進で困ったときには、6シグマの原点に立ち帰って課題の解決にあたっていこうと思います。

回答
■GEの6シグマでは、「社員に当事者意識を植え付ける」ことを最も重用視しています が、経営トップのジャック、ウエルチは、このことのために自分の時間の70%以上を 費やして、マネージャー達に直接話しかけたと言われています。
しかし、日本も企業ではこうしたトップの強烈なリーダーシップはあまり一般的でありませんので、期待しても無い物ねだりになります。そこで、日本版6シグマでは、6シグマツール(W型問題解決フローをベーにしたM5型問題解決技法の全体)の実践「Work Out」を通して、自らの「当事者意識、主体性、価値観・・・・」といったものを自らの行動で醸成してもらうことを念頭においています。

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