地元福島県の自然農法家
佐藤幸子さんから栽培指導を!

 福島だて農場の今後の自然やさい栽培管理について、地元福島県の川俣町で、山なみ農場を経営し、長年自然農法を実践されてきた佐藤幸子さんに、直接指導を戴いています。



佐藤さんからの指導ポイント

 これまでに実施した「春まき野菜」の露地栽培について、農場のある福島県伊達市梁川町の気候(気温の推移、降雨の見通し)を重視した「野菜の選択、播種の時期、日常の栽培管理」について、直接指導を戴いています。


春まき露地栽培やさいの収穫
 こまつな、水な、しろな、ラディッシュ、しゅんぎく、赤カブ等については、成長が一律ではないが、日常の栽培管理について指導を受け、ある程度の成長がみられるものについては、硬くなったり、とうだちしたりする前に収穫を開始する。特に、各野菜の収穫のタイミングについて指導を受ける。

春まき露地栽培やさいの植付けタイミングおよび虫対策の再確認
 ほうれん草等の葉物の栽培がうまくいかなかった。
 葉物野菜の多くが、作付表面土壌が硬く踏み締められ、さらに無肥料ということもあり、出芽しても初期成長力が弱く、深く根を張れないままに虫に食われるという現象が見られた。

 成長前に花が咲いてしまう現象は、低気温のためであった。今後、各野菜について、梁川地区の気温、雨の予想面から、植付け時期を最適化することが重要な課題である。

これから植え付けるやさい
 野菜の種類を再確認し、栽培上の留意点を確認した上で取組む必要がある。お客の需要および自然栽培上の難しさを踏まえ、露地栽培、ハウス栽培別に、植付ける野菜の種類について指導を受ける。
 特に、ハウス栽培については、これまでの「有材心土破砕・山川プログラム」に加えて、「フルボ酸関連」の土壌づくり補強策を実施し、収穫増量の成果を確認する。