双葉町復興支援
プロジェクト活動状況

町長への正式な町復興支援プロジェクトの提案
4月23日、東京地区在住の双葉中時代の同級生8人が、議員をつとめる友人を囲んで、地震、津波発生時の避難の状況や友人、知人の被災状況を確認しあった後、これからの復興支援プロジェクトの活動の仕方について、意見交換をしました。この会には、町の婦人会長をつとめ、福祉問題に尽力してきた友人も顔を見せてくれる予定でしたが、急遽、急用のため参加できなくなりました。
彼女の避難先は静岡県ですが、定期的に町の集団避難先の埼玉県加須市を訪れ、病人や年寄りの食事の世話をする役割をになっています。24日、彼女に昨日の意見交換の報告を兼ね電話をしたところ、いつも明るく、元気で前向な女性なのに、元気を失いかけているような感じがしました。
「あなたのような指導力のある方が悲観的になってしまっては、町の将来は暗くなってしまう。町の人が明るく希望を持てるよう、町復興プロジェクトを一緒に立ち上げよう」と呼びかけ、近々会っていろいろ相談しあうことを確認し、電話を切りました。

これまでに、町復興支援の筋道、現在時点で想定される復興のための基本課題についてもある程度整理ができ、町の皆さんと一緒に、具体的に一歩踏み出せる段階にきました。
埼玉県草加市在住の友人から、この連休中、関東近県に避難している友人、知人を訪ね、皆さんの思いや要望について、さらに情報を集めてきたい旨の電話がありました。
川口市在住でプラスチック成型会社を経営する友人も、この支援プロジェクトの進展状況を見守りながら、具体的な支援課題がはっきりしたら万難を排して駆けつける旨の約束をしてくれました。
当プロジェクトの発起人で、東京大塚で寺社古文書の修復業を営む友人は、双葉町の取り組みは、福島県浜通りの市町村のモデルになると力説してくれました。
友人の議員とも、町として住民の皆さんの避難生活の安定化や自立化、帰還後の町の復興について、その全体構想を明確にし、これまでにどこまで取り組み、今後どう取り組むかについて、斬時その経緯をわかりやすく提示することで、町の皆さんに安心と希望を与えることができるという点で意見が一致しました。
そこで、これまでの勝手連的な活動の段階は終わったとして、これからは町の公の活動として取り組めるよう、井戸川町長に「双葉町復興支援プロジェクト」の趣旨を正式に提案をする場を持つことにしました。町長は多忙を極めていますが、友人の議員がコンタクトし、4月中には、提案の場をアレンジできるようにしたい旨の約束を戴きました。


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