福島県双葉町
復興プロジェクトの立ち上げ

B先ずは、福島第一原発の冷却システム正常化へのプロセスを見守る

福島第一原発の事故終息に向けた取り組みがどうなっているのかをあらためて確認しました。毎日TVや新聞で報道されていますが、次のNHKニュースサイトがお勧めです。
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/

外部電源の導入は済み、冷却システムを整備し、稼働させる作業段階に入ったところで、放射能汚染水の漏れが見つかり、危険性回避のため一連の作業はストップしてしまいました。この間、放水によって冷却を続けながら、放射能汚染水の流出経路の確認と流出防止、汚染水の移動などの対策が打たれているようです。この間、勝又会長が記者会見し、事故終息に向けての全体的な手順を今のところ明示できないとして、最終的に安定させるためには長期間かかると述べています。

福島原発の避難者にとって、避難がどのくらい長期化するのかはっきりしないのはつらい話です。しかし、現実には、冷却システムの正常化が鍵を握っています。先ずは、この冷却システムの正常化を実現するプロセスを冷静に、詳細に見守っていきながら、復興プロジェクトの立ち上げと活動のための準備を続けていきたいと思います。

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