変革期のナレジマネジメント
 −情報共有化による問題解決の方法

株)アーバンプロデュース
人事マネジメント4月号

書評
 これからの組織のあり方を考えた時、前提となるのがネット社会への対応だ。ピラミッド型からフラットな組織への転換、それと平行して進む「情報の共
有化」がキーワードになるだろう。
 しかしながら、フラットな組織やITの環境をいかに整えたところで、意図した成果が達成されるとは限らない。すなわち、フラットでボーダレスな社会になればなるほど、そこに飛び交う情報は雑多なものになるからだ。重要なのは、その雑多な情報の中に隠れている真実を発見する力である。
 これからの組織マネジメントにおいては、情報を偏りなく集め、そこから価値ある問題解決案を導き出せることがポイントになる。何をどう集め、何をどう発見し、どのような解決策を打ち出していくのか。メンバーの暗黙知を組織の形式知に明確化するいわゆるナレジマネジメントを手がかりに「ST(ソリューションテクノロジー)」の展開を試みたのが本稿の目玉である。
 雑多な事実から価値ある真実を見つけるに思考が正しい方法で飛躍する必要がある。理論とテクニックを備えたナレジマネージャーの育成が急がれる時と思われれる。 (編集部)

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